こんな中古車が高査定
リセールバリュー
"リセールバリュー"という言葉をご存じですか?これは、クルマの購入から下取り売却までトータルの価格バランスを表す言葉で、要は買う時に上手に安く買って、手放すときはなるべく高査定で下取ってもらうことが、リセールバリューに優れたクルマ購入術とされています。買う時のみならず、売る時のことまで考えて選ぶのが、今やクルマ購入の常識なのです。
下取り時に高査定がつく8項目
購入後の乗り方で状態が維持できる4項目
- 走行距離
- 年式
- 外装の傷やへこみ
- 内装のいたみや汚れ
購入時にある程度リセールバリューが決定してしまう4項目
- ミッション形式
- グレード
- 各種オプション
- ボディカラー
対処法
売る時に現実問題として我々が対処できる方法としては、とにかく少しでもキレイな状態で、良い条件のもとでお店に査定してもらうことが大切になってきます。
下取り査定には晴れの日を選ぶこと。
日光の下での査定が最も効率良く、かつ正確に判断できるため、査定をする担当者も自信をもって値付けをできるからです。雨の日に査定をしてもらうと、どうしてもボディの状態や色具合を判断しにくいため、比較的ネガティブな基準で査定されてしまうことになるので、避けたほうが良いでしょう。
車をキレイに
査定前にはしっかりワックスをかけて磨きこみ、室内もきっちり掃除しておくこと。できればタイヤワックスまで徹底したいものです。ちょっとした労力で査定が大幅にアップする可能性もあるから、ここは手を抜かずに頑張るべし。
不要なものは外す
また、自分の趣味でつけていたマスコットやステッカー類は生活感を与え、イメージダウンにもつながるので必ず外しておくこと。とくにディーラーなどで査定してもらう場合は極力ノーマルの状態が望まれます。
エンジンルームをキレイに
さらにエンジンルームを乾いた布で拭き掃除し、オイルや埃による汚れを落としておくのも効果的。乗りっぱなしで汚れきったエンジンは、家庭用中性洗剤を薄めて布にしみこませたもので擦ればかなりキレイになります。
これらの作業は専業店が店頭に並べる中古車に施しているのと同じ手順で、ものの1時間ほどで終わる作業ですから、高査定のために頑張る価値アリです。